ファビコンについて
念願のホームページを開設しました。せっかくなのでブログ枠を設けてみました。
題材は本業である損害保険の損害鑑定分野に留まらず、様々な分野や事柄を交えてみたいと考えています。
まずは2~3週に1回ペースを目標に始めてみます。(代表取締役 藤江睦人)
第一回目は当ホームページのファビコンについてです。
ファビコンとはWebブラウザでページを開いた際にアドレスバーやタブ部分に表示されるアイコンのことで、会社は自社のロゴマークやロゴマークの頭文字を使用しているケースが多いのですが、弊社には残念ながらロゴマークがないので思案していた所、長年大事にしている目の前の置物に目が止まりました。青はコーポレートカラーだし、金沢に大変ゆかりがある縁起物なので、これをファビコンにしたら面白いのではと考えた次第です。
会社の自席PC台に7年前から鎮座していて、実物は巾6㎝×奥行6㎝×高さ7㎝程の大きさですが、実はこの置物、金沢の郷土玩具である「加賀八幡起上り(かがはちまんおきあがり)」なんです。この斬新且つ大胆な装い&風貌を見て、これが「加賀八幡起上り」だと気が付く人がいたら恐るべしですね。
作者の積木裕花さんは現在奈良でWebデザインの仕事をされていますが、この作品は以前金沢の文化芸術を育む仕事をされていた時に製作されたもので、たまたま見たタウン誌の「加賀八幡起上り」を特集した記事の中でこの作品が紹介されていました。
北國銀行武蔵ヶ辻支店3階にある金沢アートグミ(金沢の文化美術を下支えする認定NPO法人)の事務所へ行って購入させていただきましたが、運良く手に入れられたあの時の嬉しさを今もよく覚えています。
この辺で、「加賀八幡起上り」の由来ならびに本来の造形をご紹介しておきましょう。
全国に「八幡宮」という名前の神社がありますが、それらは「八幡さん(第15代応神天皇)」をおまつりしている神社のことで、昔、加賀に一国一社の八幡宮があり、その社前に住む有徳なお爺さんが「八幡さん(第15代応神天皇)がお生まれになったときの深紅の真綿で包まれてお顔だけを出した姿」を形取った人形を作り、子ども達に分け与えて幸せを祈ったというのが始まり。
金沢の郷土玩具専門店「中島めんや」のHPより
改めて比較してみると、おったまげ感が突き抜けていて惚れ惚れしてしまいます。
積木様 ファビコン使用にご承諾いただきありがとうございました。
益々のご活躍をお祈り申し上げます。